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JAPAN VENOUS TALK 2026
THE 18TH SETOUCHI VENOUS FORUM

SUNDAY, APRIL 5, 2026, KUMAMOTO, JAPANSUNDAY, APRIL 5, 2026, KUMAMOTO, JAPAN

KUMAMOTO TRAVEL GUIDE

熊本城

加藤清正公によって築かれた名城で、別名「銀杏城」とも呼ばれる日本三名城のひとつです。実戦を想定した堅固な造りが特徴で、特に敵の侵入を阻むために大きく反り返った石垣「忍び返し」が有名です。明治10年の西南戦争では、西郷軍の50日以上にわたる攻撃にも耐え抜き、「難攻不落の名城」としてその真価を示しました。

阿蘇山

阿蘇山は「火の国」熊本を象徴する存在です。「阿蘇山」とは、根子岳・高岳・中岳・烏帽子岳・杵島岳の五連峰と外輪山を総称した呼び名であり、その中心に広がる阿蘇カルデラは世界最大級の規模を誇ります。このカルデラは2009年に日本ジオパーク、2014年には世界ジオパークに認定されました。現在も火山活動が続く活火山で、中岳火口付近まで行くと白煙を間近に見ることができます。溶岩がむき出しになった断崖や荒々しい火口壁からは、大自然の迫力と力強さを実感できるでしょう。

水前寺成趣園

熊本市の中心部にある「水前寺成趣園」は、熊本藩主・細川家が築いた桃山様式の美しい回遊式庭園です。市街地からのアクセスも便利で、散策や休憩にぴったりの人気スポットとなっています。園内はゆっくり歩いても30〜40分ほどで一周でき、能楽殿や出水神社、そして歴史を感じさせる「古今伝授の間」など、見どころがいっぱいです。特に古今伝授の間は、京都御所から移築された約400年の歴史をもつ建物で、ここから眺める庭園は格別の美しさといわれています。館内では抹茶と、細川家伝来のお菓子「加勢以多(かせいた)」を味わうこともできます。春には梅や桜が咲き誇り、華やかな景色を楽しもうと多くの人で賑わいます。四季折々に表情を変える庭園は、訪れるたびに新しい魅力を発見できるでしょう。

白川水源

環境省の「名水百選」にも選ばれている、熊本県を代表する水源池です。毎分60トンもの豊かな水が湧き出し、熊本市内を流れる「白川」の源となっています。敷地内は「水汲みエリア」と「湧水エリア」に分かれており、受付では水汲み用のペットボトルも購入可能。気軽に名水を持ち帰ることができます。さらに、人気飲料「午後の紅茶」のCMロケ地として知られる湧水エリアでは、水遊びも楽しめます。水深はおよそ20cmと浅めですが、場所によっては流れが速いところもあるため、小さなお子さま連れの方は十分ご注意ください。透き通る清らかな水と、涼やかな空気に包まれるこの場所は、熊本の自然の恵みを感じられる癒やしのスポットです。

仙酔峡

「仙人も酔うほど美しい峡谷」の名の通り、春の仙酔峡は一面をピンク色に染めるミヤマキリシマで彩られます。阿蘇五岳の中腹に広がるこの地からは、阿蘇カルデラや北外輪山を一望でき、雄大な景色と可憐な花々を同時に楽しむことができます。例年ゴールデンウィークの頃に見頃を迎え、斜面を覆いつくすミヤマキリシマはまさに圧巻。澄んだ空気の中で咲き誇る花々と雄大な山々が織りなす風景は、この季節ならではの特別な体験です。春の阿蘇観光に訪れるなら、ぜひ足を運んでいただきたい絶景スポットです。

黒川温泉

「黒川温泉一旅館」という言葉があるように、温泉街全体をひとつの大きな旅館に見立てて楽しめるのが黒川温泉の魅力です。約三十軒の宿はそれぞれが「離れ部屋」、宿を結ぶ石畳の小径は「渡り廊下」と考えられ、訪れる人々を温かく迎えてくれます。宿ごとに泉質が異なるのも大きな特徴で、湯めぐり手形を使えば複数の温泉を気軽に楽しむことができます。山あいに広がる落ち着いた雰囲気の中で、じっくりと温泉の魅力を味わえるでしょう。四季を通じて表情を変える黒川温泉は、心身ともに癒やされる人気の温泉地です。